持続型社会構築ビジョン
「里地・里山と豊かな暮らし」・・・イーブニングセミナー
人間は地球上の約500万種の生物のなかの一つの種にしか過ぎず、その人間の営みは多くの生物生態系サービスに支えられてきました。しかし現在、世界は人口の爆発的増加、産業社会の大量生産などにより、多くの資源やエネルギーを消費し、その結果、地球温暖化、資源の枯渇化、生態系の劣化を引き起こしています。人間が生きてゆくための必須基盤である地球生態系を守りながら、エネルギーや物質の流れを自然界の流れに近付けていくことが必要であり、そのためには人間と自然との望ましい関係を現代社会にあったかたちで再構築せねばなりません。
その再構築への道筋は、エネルギー・資源・生態系の調和による「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の3社会像を融合した持続型社会・地域づくりにあると、私たちは考えています。
日本は森林面積が66%という世界有数の森林大国です。この富を有する国土の経営は重要な仕事となります。私たちは、人間以外の動植物や微生物の存在と人間の暮らしの関係性をじっくり考えてみたいと思います。そして、生物が多く生息する里地・里山と呼ばれる場と人間の暮らしの場との良好なあり方について語りたいと思います。今年は、10月に愛知県名古屋市において生物多様性条約第10回締約会議(COP10)が開催され、また国連の定める国際生物多様性年のクロージングセレモニーが、ご当地の石川県金沢市で開催されます。
石川県民、金沢市民の皆様、企業人の方々と一緒に、この地域の重要な資産である里海を含む里地・里山の再生を通じての持続可能で安全・安心な社会のあり方について対話できれば幸いと思います。
日 時: | 2010年12月17日(金) 18:40~20:40 |
会 場: | ITビジネスプラザ武蔵 6階 講演会場 (金沢市) |
定 員: | 100名(先着順) |
参加費: | 無料 |
プログラム・講演者・申込等の詳細は、下記PDFファイルをご覧願います。
(申込先のFAXを修正致しましたので御注意願います。下一桁:5)
(北陸経済連合会、石川県商工会議所連合会、石川県商工会連合会、国際生物多様性年クロージングイベント開催実行委員会、北國銀行も後援決定)
なお、E-mailの場合、お問合せ(フォーム)を利用し、「12月17日セミナー参加」と記入し、送信される方法が便利と思われます。
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