3月3日~9日 ボルネオの環境問題を見て考えるツアーのご案内

2011-12-21
SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力事業)プロジェクト
「インドネシアの泥炭・森林における火災と炭素管理」企画
~ボルネオの環境問題を見て考えるツアー~

SSCの会員である北海道大学サステイナビリティ学教育研究センターから、標記ツアーのご案内を頂きました。興味のある方は、是非、詳細をご覧の上、お申込み下さいますようお知らせいたします。

主催: SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力)プロジェクト「インドネシアの泥炭における火災と炭素管理」
協力:北海道大学サステイナビリティ学教育研究センター,パランカラヤ大学(インドネシア),土木学会環境工学委員会・海外環境教育に関する小委員会

研修日時: 2012 年 3 月 3~9 日(7 日間)

目的地:インドネシア中央カリマンタン州パランカラヤ市周辺

募集締め切り: 2012 年 1 月 13(金)

対象:全国の大学生,大学院生,教職員(企業,研究所の方も歓迎)

定員: 15 名(原則申し込み先着順)

集合: 3 月 3 日 (7:00) 成田空港集合,解散:3 月 9 日(7:00)成田空港

参加費用:※合計約15万円(国際・国内航空運賃,旅行傷害保険,宿泊費,食費・現地移動費込)
その他入国ビザと空港使用料併せて4500円程度が現地で必要です.

◆目的と実施概要◆
海外(途上国)の環境問題の現場を視察し,現地の大学の研究者や学生および国際協力に係る行政官や技術者との学術研究交流や意見交換および国際交流を行うことを主目的とする体験型のツアーです.
現在,泥炭の分解や泥炭火災による二酸化炭素排出がREDDシステムと関連してグローバルな環境問題となっています.
本ツアーではオランウータンを始めとする希少な生物の保護や熱帯泥炭地の火災研究で世界的に注目を集めるインドネシアカリマンタン島(ボルネオ島)を視察します.
「メガライスプロジェクト」によって開発された泥炭地における泥炭火災の実態,セバンガウ川周辺の自然の熱帯泥炭林,生物多様性に関連してオランウータン保護地の見学,砂金採掘に伴う水銀汚染の現場を視察します.
また,パランカラヤ大学において熱帯泥炭林と地球温暖化の関連性に関する研修,水銀汚染に関する研修を行います.
学生や教員等を主対象としておりますが,企業の方や研究者の方も歓迎いたします.
現地での教育研究経験の豊富な日本のスタッフ,通訳スタッフが複数同行いたしますので,初めての方でも参加しやすい内容となっています.

◆日程◆(視察内容・日程は天候や現地状況により変更の可能性があります)
3 月 3 日(土) 成田空港発 09:15 (NH937) 15:00 ジャカルタ スカルノハッタ国際空港第二
ターミナル着,第一ターミナルへ移動後 19:35ジャカルタ発 JT678 21:15着
パランカラヤ市内泊

3 月 4 日(日) 熱帯泥炭林・オランウータン保護地視察

3 月 5 日(月) パランカラヤ大学における講義・研修・学生交流会パランカラヤ市内泊

3 月 6 日(火) 泥炭火災跡地視察・植林活動 パランカラヤ市内泊

3 月 7 日(水) 砂金採掘現場等視察 パランカラヤ市内泊

3 月 8 日(木) 8:25パランカラヤ発(GA551) ジャカルタ10:05着.JICAジャカルタオフィス
訪問,ジャカルタ21:15発(NH938)

3 月 9 日(金)6:35 成田空港着 解散

宿泊ホテル:Hotel Lampang(無料にて無線LAN可能,インドネシア料理,パン・コーヒーの朝食付き)

◆参加条件◆
1) 全国の大学生,大学院生,教職員(企業,研究所の方も歓迎).
2) パスポートの有効期限が半年以上残っていること.
3) 海外旅行に参加するにあたって心身ともに健康な状態にあること.
4) 最低限度本ツアーが指定する海外旅行障害保険に入ること(3 月3~9 日の7日間,その前後は自己責任対応).
5) 個人荷物は機内持ち込み7kg以内,スーツケースは20Kg 以内でスーツケースの最大サイズは 三辺合計203cm 以内
6) 事前の学習と自己紹介の英語版パワーポイントの作成<参加予定者には研修ツアーの関連資料を Internet 又は郵便で送ります.ツアー後に3月末までにインターネット上のSNSサービス(Friend of SATREPS)での報告・感想の書き込みをしていただきます.基本的に現地ツアー資料および現地説明や学生交流会は英語ですが,インドネシア人スタッフの講義については日本語の通訳があります.

◆ツアー申し込み要領◆
Eメール(sshio@census.hokudai.ac.jp )にて,
1) 氏名(漢字+ローマ字),
2) 所属(大学・学部・学科名,学年),
3)生年月日,
4) パスポート番号<取得予定日も可,
5) 研修の興味および御希望についてのメモ(数行以内)をお知らせ下さい. ただし,定員は 15 名とし,受付は原則として申し込み先着順です.
申し込み最終期日: 2012 年 1 月 13 日(金)

1 月 15 日に参加人数を確定し各位にメールで御案内します.

◆申し込み・お問い合わせ先◆
〒060-0809 札幌市北区北9条西8丁目
北海道大学サステイナビリティ学教育研究センター(CENSUS)
塩寺さとみ
Tel:  011-706-4536, Fax: 011-706-4534
Email: sshio@census.hokudai.ac.jp