日本的環境論の原点である里山は、人によって作られた自然です。人々は数百年の間、これを管理し維持していく中で、自然との共生を果してきました。そこには自然の恵みを得ながら、その一方で自然を守るという共存の思想があります。ここにこそエコ・フィロソフィの原点があり、守るべきルールと生き方があります。
今回のシンポジウムでは、里山を通して人と自然の在り方を明らかにし、その保全と思想を考えます。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
日程:平成28年6月4日(土)13:00~17:00
場所:東洋大学白山キャンパス 8号館7階 125記念ホール
主催:サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム(SSC)
東洋大学国際哲学研究センター(「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブ)
参加費無料・事前登録不要
お問合せ:
東洋大学国際哲学研究センター事務局
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
Tel :03-3945-7534 E-mail :ml.tieph-office@toyo.jp
プログラム:
13:00 | 開会挨拶 松尾友矩 東洋大学常務理事 |
13:05-13:20 | 司会者挨拶 河本英夫 東洋大学文学部教授、東洋大学「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブ研究員 |
13:20-14:05 | 基調講演「レジリエントな自然共生社会の実現を目指して~里山・里海連環による地域再生への展望」 武内和彦 国際連合大学上級副学長、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構長 |
14:10-14:40 | 講演「昆虫と植物の会話を解読する-かおりの生態学-」 高林純示 京都大学生態学研究センター教授 |
14:40-15:10 | 講演「海からながめる里山」 八木信行 東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 |
15:20-17:00 | パネルディスカッション パネル発表 山田利明 東洋大学文学部教授、東洋大学「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブ研究員 中井徳太郎 環境省大臣官房審議官総合討論 司会:河本英夫 |
17:00 | 閉会挨拶 |
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